秘密の森の沼地にて

わたしの泡は秘密なんです

ただただ嫌われた

SNSでは、
共通の友人の投稿についたイイネをまた別の共通の友人がつけたら
そのひとの名前が表示される。
「◎◎他×名」みたいな。

別に誰が誰にイイネをつけようとめちゃめちゃどうでもいい話なので
全然気がつかなかったのだが、
けっこう目にしていたある方(Aさんと呼ぼう)の名前が見当たらないことに
ふと気がついて、ちょっと調べてみたら・・・・


なんと友達をはずされていた・・・・。

 

え?なんで?見間違い?と思いもう一度しっかり確認したが
やっぱり外されていた。

Aさんとはもちろん面識があるし、お世話になっているし、会えば話もするけれど、
別に仲良しでもないし友達でもない。
かといって「友達じゃないから」という理由で外されるような仲でもない。
何故なら、Aさんは人気者のイベンター的な方でもあって
私も今までもこれからもそのイベントに出させていただくだろうことは誰もが察するところでもちろん私もその気だったし、
むこうもそういうことがわかっているから関わりない知人ではない。
というか、少しでもそういう関わりのある人を切るようなことは彼女はしないと思う。


ということは
私という個人に強いマイナスの感情という意図をもってして切ったということだ。

 

なんでだ????????
だってさ、話すときなんてイベントのときの一言二言だよ?
そのイベントだって別に私はそんなに参加しないし、せいぜい1年に2~3回だよ?
会った時の会話の内容だってありきたりのもんよ?
そりゃね、生理的に気に入らないとかはあるかもしれんが
それ、ぶった切る理由になるかね?

わっかんね~~。
・・・・・とはいえ、でも。
確かに、数少ない会ったときのAさんの私への反応は塩だった。
さっきまでみんなとワイワイ笑いながら話していたのが、
私が挨拶に行くと途端に無表情、というか「ああ・・・」みたいな感じ。
だから、私もだんだんAさんにいい印象を持たなくなった。
当たり前でしょ。

でも嫌いじゃなかった。
だって嫌いになるほど親しくない。
もちろん好きになるほどでもない。
親しくないからどういう人かわからんから。
ほっんとーーーーーに、知人レベル。
それでも、Aさんがいてくれたからこそイベントに参加できるようになったという事もあるから
敬意を持って接していたつもりだったんだがな。

それでAさんをよく知る友人にその話をしたら「ああ、彼女ならやりそうだわ」ということだった。
いわく「嫉妬でしょ」と。

 

はあああああああああああ?????????

「やるよ、彼女、そういうこと。好きな人には徹底的に世話焼くいい人になるけれど
キミに嫉妬しているから、そういうことするよ。彼女らしいわ。」

青天の霹靂とはこういうことだ。
嫉妬って・・・・意味わからんわ。
人気者でいつも周りに人が集まっている技術も力量もあるような人が
いつもボッチで一人じゃなんもできない技術も才能もない私に
なんで嫉妬する必要がある?
どう考えてもAさんにとっては取るに足らない存在だろう、俺。

萩尾望都先生の例の話みたいにさ、
萩尾先生が自己評価の低い大天才で竹宮惠子先生の嫉妬に全く気がつかないとか、
そういう話じゃないよ?
あたしゃ本当に小物よ?小物どころの話じゃあない。
粒だよ、粒。
小粒納豆どころじゃなくて超小粒(そんな納豆あるのか)、いや、なんならもう
ひきわりになっちゃってるから。
謙遜でもなんでもない(←ひきわり納豆に失礼)。
嫉妬するに値しないです、間違いなく。

 

え、それとも私の存在そのものが理由なく嫌なのか?
そうか、そういうことかもしれないな。
生理的に嫌とかを越えた生理的に蕁麻疹でるくらいだったとか、なのか。

他人にそこまでさせる私という存在・・・・・
私ってどうなのよ・・・・。

・・・・・まて~~~~~~い!!!!!
んなわけなかろう。
余程、個性バリバリ出てる人じゃなけりゃそんなことあるか。
というか、もし本当にそうだとしたら
それは私の問題じゃなく、相手の嗜好の問題だからどうしようもなくなくない?
だって、私を好きだと言ってくれる友達もいるってことは
私の何かがひどく悪いってことじゃないもの。

 

でも、嫌われるのは気分よくない、やっぱり。
うじうじ。
とかしていたら、先日、某ライブカフェバーみたいなところで
バッタリ会ってしまって、
そしたら目も合わせてくれなかった。

 

そうなんだよ、私が思ったのは、
これからもイベント関連とか共通の友達の何かとかで会う機会は
死ぬほどあるはずなのに
そういう不自然なこと、よくするなぁって思ったのだよ。
気に入らないならSNSでフォローはずせばいいじゃないか。
どうせ会うのはイベントだけだし、共通の友達の何かがあったって
年に、両手でも余るくらいなんだから。

・・・・・本当に嫌いなんだな、私のこと。

あーあ。
私も嫌な気分だわよ。
あんたの名前すら見たくないわよ、もう。
と思ったら、SNSもしたくなくなってきた。
でも、なんであたしがあんたのために楽しくやってること、我慢せにゃならんのじゃ。
って話なので、やめない。

・・・・・・・・・・・

あのさ、

嫉妬だとしたら、それ、意味ないよ。
私のほうこそ、Aさんに嫉妬だよ。
あんなに人気者でさー、聞く話によると誕生日に多くの人が集まったつーじゃん?
そんなこと、普通、ある?
私が誕生日するのにイベント会場でなんてしないよ。
素敵な配偶者もいてさ、いつも人に囲まれて、
それ以外に何がほしいってんだよ。
あたしなんて、ないよ、そんなの。

嫉妬なわけない。
ただ嫌いって、こと、か。
はぁ。
この年齢になってこんなことあるなんて、めんどくさいなぁ。
穏やかに生きていきたいよ、全く。