秘密の森の沼地にて

わたしの泡は秘密なんです

ひとはひとりにならんといかんのですっ(腐ったみかん時の金八口調で)

しょぼくれている。
まあこの沼地に来るのはいつだってしょぼくれている時なのだがな。

大切にしていたユニットがあって
その相方が、今夢中になっていることがあるから
ユニットの活動は超スローペースになると言ってきた。


私は別のユニットをいくつか抱えているのでいいんだけれど
軸はその大切なユニットにあったのでしょぼくれてしまった。


相方は私がいつだって「これやらない?」と言うと乗ってくれる子だった。
で、やってみると相方は本当に輝くので
そのうち私は彼女をこのユニットの顔として考えるようになって
彼女が素敵に面白くかっこよく見えるにはどうしたらいいか(もちろん自分も一緒に楽しむのだが)を考えるのが楽しくて
彼女あってのユニットだと思っていた。

 

でも今思うと、相方はいつも「本当に楽しいこと」「本当にワクワクすること」を探していて、それでなんでも飛びついて乗ってくれていたけれど
それは本当の本当にやりたいことなんかじゃなかったのかもしれない(楽しくはあったと思うが)(そしてその時はやろうやろうって気持ちになってくれてはいたのだろうが)。
そして今、本当に楽しいことを見つけたので
もうその事しか考えられないようだ。

 

「嫌になったわけじゃなくて、今はそのことに全てを注ぎたいんだ」

という、相方。
もうやめたいってことじゃないからいいんだけどさ。
私の一番ワクワクすることはこのユニットのことを考えることだった。
何をしようかなどんな格好しようかなって制限なくアホなことでも考えて
それが表現できたら本当に嬉しかった。

相方が本当にしたいことに全力かけているのは本当によかったと思う。
でも
なんだかおいてけぼりにされちゃった気分である。
ちょっといじけモードじゃ。
でも、相方がキラキラワクワクしてるのに
私が秘密の森の沼で体育座りしてしょぼくれて石を沼に投げてるんじゃ
なんだか自分がかわいそうだ。


どうしようもできないことにいつまでもフォーカスしてないで
他のユニットに全力そそごう。
いや。
1人でできることにももっと取り組んだらいいかもしれない。

うん、1人でやるってことも大事かもしれん。
私さ、自信がないから誰かと一緒にって思うところもあったような気がするよな。
うん、そうだわ。
誰かと一緒の活動だと「私はあかんくても彼女(彼)が魅力的だから大丈夫」みたいな気持ちがあったな(これを甘えと言います)。
もちろんひとりひとりの個性と魅力とやる気があっての2人なんだから私がぼんやりしてちゃあかんのだけど、
でも自分に自信がないからひとりでは絶対に勝負できないって思ってる。
まじ思ってる。

ひとりでやれや!とお空の上から言われているのかもしれない(キモ妄想)

ひとりで立てたら、2人になっても何人になってももっと面白いことになるんだろうね。
よし、ひとりになる覚悟をしませう(足震えてる)(腰は引けてる)