秘密の森の沼地にて

わたしの泡は秘密なんです

遊び上手の問子さんへ

問子さま


ご機嫌いかがですか?
またお便り交換できるようになって嬉しいね!うふふふへへへ~

お便りを頂いてから
問子さんはわたしのなにを好いてくれるんだろうと
改めてかんがえていました。
わたしの答えは、やっぱり
「問子さんがわたしに自分を見ているから」に行き着きます。
これこそ、わたしの思い込みなのですが…。

問子さんは
日々の生活に不満はなく幸福だと知りながら
わざわざ穴を探してそこに落っこちますね。
悲しみ、苦しみ、妬み嫉み恨みを何度も反芻する。
穴から見上げる空はよりうつくしい。
そこに物語が、ドラマが生まれる。

問子さんはもんもんを望んでいる。
より絶望を味わいより希望を味わうために
自ら罪をつくり自らを罰する。
そうしなくちゃ、全てが尊いままじゃドラマは生まれないから。

わたしもおなじです。
わたしはそれを生まなましく文章に書くことで生きてきました。

表舞台にたつことを恐れる問子さんは
物語や音楽のなかに絶望と希望を見出す能力に長けています。
わたしの文章を読んでくださるのも、そこなのだとおもうのです。
じぶんが書きたいことを書いているから憧れる。

けれどわたしは(きっと周囲の方々も)知っています。
問子さんは光を体現している。
その光はたくさんの人に見えているけれど
「誰かのために」ではなく
問子さんだけのためにあるものだと、わたしはかんじます。
他者に見られたら困る光。
理解されることを拒む光。
けっして触れさせてくれない。


だから、ご自分のかわりにわたしに憧れているのではないか知らん?



さて
「特別はない」「良いも悪いもない」ですが
これを自分の日常に持ち込むのは至難の技ですよね・・・

問子さんの仰るとおり、簡単じゃないですね。
訴えられても病気になっても
顔色かえず水の如しなんて、できっこなーい!

こんな難しいことある?
魂に刻まれている場所に辿り着くのがいちばん難しいんですね。
こせこせと働く思考の波をかいくぐって
いかに元の場所にもどるか?
比類なく全てがうつくしいあの場所。

でも、現実があの場所でくまなく網羅されたら
なんにも面白くないし
生まれてくる意味もないですね。

わたしはフルフィルメント瞑想でその場所を感じることができました。
でも3万って高いよねえ。
FF瞑想以外にも有効なツールをたくさんご存知のはずですし
問子さんのなかでFF瞑想の必要性があれば
3万は空から降ってきますよね。

お金も罪と罰遊びのひとつで
問子さんは
したいことを思う存分なさってると、
わたしには見えるのです。


勝手なことばかり書いてしまってごめんなさい。
春はむずむずしますね。

すみれ