秘密の森の沼地にて

わたしの泡は秘密なんです

ぶくぶく可愛いは時空を越えるぞコノヤロー

ぶっくぶくに太っていて死にたくなる。
のはもう
何十年も同じ事繰り返しているから
それを聞かされる他人も、もちろん自分ですらウンザリ案件。

というか、ぶっくぶくに太って死にたくなる×大体8000回くらいなんだけど、
つまり、更新されていって今がピークというのが怖い。
せめて1000回目2000回目という節目辺りに
いい加減気がついてどうにかしていれば
こんなことにはならなかった。
節目や記念日、大事。
ばかか。

さっき、会社でぼんやり煎餅を食べていたら
女子が話しかけてきた。

「私の事、覚えてますか?」

マスクしてるからわからない。
いや、いくらマスクしてもこんなに見おぼえないなんてあるかな。


「〇〇です」

 

・・・え、えええええ???
私が知ってる○○さんじゃないんだけど?
可愛いいのは可愛いけど、もっと、こう、グラマーだった。
それが、ものすごいスッキリスマートなお嬢さんになられてる・・・。
「え、あの、ものすごい痩せたね?」
と言ったら
「きゃ!嬉しい!」
なんて、言って、うん、こりゃ間違いなく〇〇さんだ。
かわいいぞ、コノヤロー。

あーもう可愛くて痩せてて最高じゃん。
私は頭が悪くて浅はかなので
いまだに
可愛いくて痩せてるのが最高だと思ってるフシがある。

いいなぁいいなぁいいなぁ、可愛くて痩せてていいなぁ。
とか見とれながら○○さんとお話をする。

この○○さん、なぜか私のことをとっても好きでいてくれて
キャッキャキャッキャと嬉しそうに話してくれる。
かわいいぞ、コノヤロー。

産休明けということだが、産休すると挨拶に来てくれたのが
去年か一昨年くらいだったからずいぶん早く復帰したんだな、と
言ったら
「いえいえ、4年休んでいたんですよ」
と。

 

え、え、ええ??えええええ?うっそ~~~!
あの挨拶の日のこと、私すっごい覚えているし
いやいや4年って、ええええええ?

「私、時空越えちゃったのかも・・・・」
「やだ!××さん、相変わらず面白いこと言うんだから!」

4年経ってもかわいいな、おい。
というのはともかく、4年って・・・・俄かには信じがたい。
しばらく考え込む。
不可解すぎる。
4年ってなによ4年って。
あの最後の挨拶が4年前?そんな・・・・・。

 

って感じの日でした。